アドレナリン自己注射への保険適用を求める要望

古屋範子が事務局長を務める党アレルギー疾患対策プロジェクトチーム(江田康幸座長・衆院議員)と、「アレルギーを考える母の会」園部まり子代表、「アレルギーっ子の子育てママ」木村かおる代表で、「アドレナリン自己注射薬への保険適用を求める要望書」を厚生労働省 外口崇保険局長に提出しました。重篤なアレルギー症状であるアナフィラキシーショックの救命手段であるアドレナリン自己注射は平成15年に承認され、平成17年には食物による症状まで適用が拡大されましたが、注射薬の価格が一本1万2千円から1万5千円、有効期限が入手後概ね1年程度であることから、患者にとって負担が重いとの声が寄せられていました。そこで、今回、厚生労働大臣に保険適用を求めました。

(以下、2011.9.2付 公明新聞より引用)

【エピペンの保険適用を/党PT「母の会」と要望書提出】

公明党アレルギー疾患対策プロジェクトチーム(PT、江田康幸座長=衆院議員)は1日、アレルギーを考える母の会の園部まり子代表らとともに厚生労働省を訪れ、食物アレルギーなどによる重篤な症状に対処するアドレナリン自己注射薬(エピペン)の保険適用を求める細川律夫厚労相宛ての要望書を、外口崇保険局長に手渡した。江田座長、古屋範子衆院議員、渡辺孝男参院議員が同席した。
 エピペンは、アナフィラキシーショックなどの重篤症状が起きた際の救命手段として有効だが、価格が1本1万2000円以上と高額で、負担が重いとの声も多い。席上、園部代表は、食物アレルギーによる重篤症状が最近になって認知されてきたとした上で、「保険適用が(重篤症状の)正しい普及への追い風になる」と訴えた。
 外口局長は販売メーカーからも7月に保険適用の申請があったと報告。「現在、薬価の調整中であり(保険適用への)プロセスは進んでいる」と応じた。

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