ユマニチュードを学ぶ
公明党認知症施策推進本部・女性委員会・地方議会局合同で、ユマニチュードに関する勉強会を実施。国立病院機構東京医療センター高齢者ケア研究室長、日本ユマニチュード学会代表理事 本多美和子先生の講演を伺いました。共生社会の実現へ、優しさを伝えるケア技術ユマニチュードについて学びました。高齢者を敬い、優しさ伝えて接するユマニチュードは、認知症の人のみならず、様々な場面で役立つ技術だと感じました。
(以下、2024.7.3付 公明新聞より引用)
【認知症の人に寄り添う「ユマニチュード」普及へ/フランス発祥のケア技法学ぶ/党合同会議】
公明党の認知症施策推進本部(本部長=古屋範子副代表)、女性委員会(委員長=竹谷とし子参院議員)などは2日、東京都新宿区の党本部と各地をオンラインで結んだ合同会議を開き、フランス発祥の認知症のケア技法「ユマニチュード」について、日本ユマニチュード学会の本田美和子代表理事から話を聴いた。
ユマニチュードは、認知症の人に「あなたを大切に思っている」ことを表現するケア技法。「見る」「話す」「触れる」「立つ」の四つが柱となっている。
ユマニチュードの効果を巡って本田氏は、認知症の人と良好な関係を築き、介護者の負担軽減につながるとして「介護人材の確保策の一助にもなり得る」と説明。救急の現場でも医療の質の向上に効果があると紹介した上で、各地での取り組みの普及を訴えた。
古屋氏は「認知症の人と共に生きる優しい共生社会をつくり上げたい」とあいさつした。