東京大学 岩坪教授に認知症早期発見の研究開発を学ぶ

古屋範子が本部長を務める党認知症施策推進本部で、東京大学大学院医学研究科 神経病理学分野 岩坪威教授の研究室を訪問し、「アルツハイマー病治療薬のイノベーションに係わる日本の研究開発」について、お話を伺いました。アルツハイマー病治療薬の投与の状況、その臨床レジストリ研究、ブラクリニカル期に対する予防的治療、血液バイオマーカーによる診断なとについて学ばせて頂きました。政府において、認知症施策基本計画の策定が進んでいますが、認知症に関する研究の推進、人を支える体制作りなど、具体的な施策に取り組んでいきたいと思います。

(以下、2024.6.20付 公明新聞より引用)

【認知症の兆候、早期発見/研究チームの取り組み聴く/党推進本部】

 公明党認知症施策推進本部の古屋範子本部長(副代表)と、輿水恵一事務局長、庄子賢一の両衆院議員は19日、東京大学本郷キャンパス(東京都文京区)を訪れ、同大の岩坪威教授らから認知症の兆候を早期発見する取り組みについて聴いた。

 岩坪氏は、認知症の大部分を占めるアルツハイマー病について、特定のタンパク質が蓄積されるなど「症状が出る20年ほど前から脳の変化は始まっている」と指摘。同氏らの研究チームが、血液中のタンパク質を測定することで軽度認知障害や無症状でも高い精度で蓄積状況を診断できたと報告し、「症状の早期発見で適切な支援につなげたい」として研究費の確保などを求めた。

 古屋本部長は「認知症研究が進むよう、体制整備を後押ししていく」と話した。

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