牛久市で「健康フォーラム」
牛久市内で行われた、茨城県本部主催の「健康フォーラム」に出席しました。医学博士 伊藤史子先生の講演に先立ち、私からは公明党のがん対策を紹介。がん対策基本法を成立させ、子宮頸がん・乳がんの無料検診クーポンの発行を実現。大腸がんから、次は胃がんへ拡充をしてまいります。また、北海道での「ピロリ菌」の除去で胃がん撲滅対策を求める98万人余りの署名運動を行ったことを紹介しました。
(以下、2012.9.18付 公明新聞より引用)
【胃がんの撲滅めざす/古屋さんらが強調 全力で取り組みを推進/専門家招き「健康フォーラム」/党茨城県本部】
公明党茨城県本部は先ごろ、牛久市内で緑のスクラム(牛久市の福祉と健康を考える市民の会)と「市民健康フォーラムinうしく」を開催。医学博士の伊藤史子さんを講師に、池辺勝幸・牛久市長、党県本部の議員や市町村の保健福祉担当者など約100人が、胃がんABC検診について学んだ。これには、公明党の古屋範子衆院議員も参加した。
ABC検診とは、血液検査を行い、胃がんの原因とされるヘリコバクター・ピロリ(ピロリ菌)感染の有無と、胃粘膜萎縮の程度(ペプシノゲン値)を測定し、胃がんになりやすい状態かどうかをA〜Dの4段階で判定する検診法のこと。伊藤さんは講演の中で、これからの胃がん検診は、(1)胃がんのリスクのない人が増える中、ABC検診で対象を集約し、リスクのある人には精密検査を行うべき(2)バリウムを飲んで行うX線検査より血液検査で胃の健康状態を知れば、毎年ではなく、計画的に検診を受けることができる(3)ピロリ菌感染者は除菌を行えば、胃がんの予防ができる――と指摘。その上で、「地方自治体にはABC胃がん検診の一日も早い実施が期待されている」と述べた。
党県本部の井手義弘代表代行(県議)は、牛久市議会公明党の藤田尚美議員が質問したピロリ菌検査の導入について、池辺市長が前向きに検討する姿勢を示したことを評価し、「牛久市の先進的な取り組みを県内に広め、5〜10年の間に茨城から胃がんを撲滅したい」と訴えた。
古屋さんは「国会でも、がんの無料検診クーポンを胃がん検診にも拡充すべきだと主張している。今後も、がん対策・がん教育の推進に全力を挙げていく」と決意を語った。