《厚生労働副大臣》山中伸弥教授をお迎えしました

副大臣室に、京都大学iPS細胞研究所 山中伸弥教授をお迎えし、大きく進展しているiPS細胞研究の現状、さい帯血から作るiPS細胞ストック、4年前、問題提起されていた研究員の処遇問題や予算について意見交換をしました。高須直子教授、NPO法人 さい帯血国際患者支援の会 有田美智世理事長が同行されました。

(以下、2016.9.8付 公明新聞より引用)

【iPS発表10年 大前進/山中所長が古屋副大臣を表敬 公明の尽力に謝意】

 古屋範子厚生労働副大臣(公明党)は7日、厚労省で、京都大学iPS細胞研究所の山中伸弥所長と高須直子副所長、NPO法人「さい帯血国際患者支援の会」の有田美智世理事長の表敬を受け、懇談した。
 山中所長は、公明党が尽力した、さい帯血由来のiPS細胞(人工多能性幹細胞)作製を進める法整備などに謝意を述べ、「iPS細胞ができて今年で10年。予想以上の速さで研究が進んでいる」と強調。また、さい帯血由来のiPS細胞を備蓄して研究機関に提供する「ストック事業」がスタートしたと報告した。
 さらに、「2010年に同研究所ができた。当初は10年間で(研究を)見極めるつもりだったが、既に多くの成果が出ている。現在は2030年をめざして、計画を変更して研究分野を広げていこうとしている」と述べ、研究者の雇用制度の改善などを要望した。
 古屋副大臣は、iPS細胞が再生医療や難病の治療などで期待が大きいことから、「研究者が安心して研究に専念できる環境の整備を進めていく」と述べた。

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