「こころの健康政策構想実現会議」の緊急提言を申し入れ

「こころの健康政策構想実現会議」の大野裕 慶応大学教授、西田敦志 事務局長等と「東日本大震災からの復興を考える包括型地域生活支援アウトリーチセンター」の設置を求める緊急提言を、大塚耕平 厚生労働副大臣に提出しました。23年度のアウトリーチモデル事業の予算を被災地へ重点投資し、補正予算で積み増して、早急にアウトリーチセンターを作り、被災者の心とからだの健康、生活支援に役立てるよう要望しました。

(以下、2011.4.16付 公明新聞より引用)

【訪問支援の拠点必要/大野教授ら 厚労相あてに申し入れ/古屋さん、浜田氏同席】

公明党の古屋範子衆院議員と浜田昌良参院議員は15日、慶應義塾大学教授で「こころの健康政策構想実現会議」の共同代表でもある大野裕氏らとともに、厚生労働省を訪れ、東日本大震災の復興に向けた細川律夫厚労相あての緊急提言を大塚耕平副大臣に手渡した。
 席上、同会議の西田淳志共同代表は、震災発生から1カ月がたち、被災地での今後の「心のケア」の重要性を強調。保健・医療・福祉すべての分野で多職種の専門家がチームを組み、アウトリーチ(訪問支援)でサービスを提供する「地域こころの健康推進チーム」(仮称)の創設を提唱した。
 その上で、被災地全域に、人口5万〜10万人単位ごとに、地域生活に必要なサービスをアウトリーチの手法で提供する「包括型地域生活支援アウトリーチセンター」の設置を要望。古屋さん、浜田氏も同様の考えを示した。
 大塚副大臣は「東北地方でアウトリーチを活用し、復興にも役立てたい」と前向きな姿勢を示した。

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