「終戦記念日」街頭演説会

本日8月15日。69回目の終戦記念日を迎えました。横浜駅で神奈川県本部(上田勇代表・衆院議員)の終戦記念日街頭演説会を開催。私からは、一人の人間を貧困、飢餓、災害、麻薬、そして、感染症などから守る「人間の安全保障」の重要性について訴えました。今、西アフリカでエボラ出血熱の感染が拡がっており、日本も対策に貢献しています。昨年のアフリカ開発会議のシンポジウムでも主張しましたが、肺炎や下痢などの感染症で亡くなっていく子どもたちの生命を守る活動に、これからも、力を尽くす決意を述べました。

(以下、2018.8.16付 公明新聞より引用)

【平和主義 必ず守り抜く/各地で終戦記念日街頭演説会/「人間の安全保障」実現へ/山口代表らが強調 核廃絶、国際連携を強化】

69回目の終戦記念日を迎えた15日、公明党は全国各地で街頭演説会を開催し、不戦・平和の誓いを新たにした。山口那津男代表は東京都豊島区の池袋駅東口で、「戦後、アジアの人々に多大な損害を与え、根底からの反省を基に出発した精神を思い起こそうではないか。憲法9条に象徴される平和主義は、これからも守っていかねばならない」と強調。今後も日本が国際社会の中で、平和国家としての役割を果たせるよう、平和の党・公明党がリードしていくと訴えた。

 【東京都】山口代表は、公明党が今後も「平和の党」として平和創造の先頭に立っていくと力説。結党50年を契機に平和を希求する人々の期待にさらに応え、「憲法9条の歴史的由来と基本的精神を確認しながら、平和国家としての役割を国際社会の中で果たしていきたい」と語った。
 その上で、7月1日の安全保障法制の整備に関する閣議決定に言及。「万が一の事態に備えるための抑止力を高め、力による現状変更を防ぐためのやむを得ない手だてだ」と指摘、「積極的な外交活動、対話によっていろいろな課題を平和的に解決することも誓い合った」と強調した。
 さらに閣議決定では、専守防衛を堅持し、非核三原則も守り抜くという平和国家としての基本精神を盛り込んだことを訴えた。
 また、世界の平和と人類を脅かすテロや貧困、飢餓、災害に立ち向かうため、「『人間の安全保障』(の理念)を中心に据え、国境を越えて人間の安全保障を実現する国際的な連携、枠組み、ルールを築かなければならない」と主張。
 最大の脅威である核兵器の廃絶をめざし、核保有国の核軍縮を進める一方で、「これ以上、核を拡散させないという国際社会の枠組みがさらに強化されなければならない」との認識を表明。来年に広島で国連軍縮会議、長崎でパグウォッシュ会議世界大会、再来年には日本で主要国首脳会議の開催がそれぞれ予定されていることを踏まえ、「この機会を通じて、核兵器のない世界をめざし法的枠組みをつくり上げていく行動に出るべきだ」と述べた。
 これには、党都本部代表の高木陽介、高木美智代の両衆院議員と竹谷とし子参院議員らも出席した。
 【神奈川県】党神奈川県本部の上田勇代表(衆院議員)は、横浜市のJR横浜駅前で街頭演説を行った。古屋範子衆院議員、浜田昌良、佐々木さやかの両参院議員も参加した。
 上田氏は「世界の平和と安定を築くために日本がもっと積極的な役割を果たし、力を尽くしていかなければならない」と述べ、不戦と平和への誓いを強調。その上で、「近隣諸国を含め、友好と信頼関係をさらに強化していくことが何よりも必要だ」と訴えた。
 【新潟県】党新潟県本部(志田邦男代表=県議)は新潟市で街頭演説会を開き、漆原良夫国会対策委員長、志田県代表、新潟市議が演説した。
 漆原氏は、安保法制整備に関する閣議決定について説明。「今回認めた自衛の措置は日本防衛が目的であり、他国防衛を目的とする、いわゆる集団的自衛権とは全く違う」と強調し「『海外に行って戦争できる国になってしまった』との批判は全く当たらない」と訴えた。また、公明党の果たした役割について「安保環境の変化に応じて万一に備えるとともに、憲法9条の精神を生かした」と力説した。

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