女性委員会・青年委員会で「オレンジリボン月間」街頭演説会

古屋範子が委員長を務める女性委員会と、青年委員会(石川博崇委員長)初の共催による、オレンジリボン(児童虐待防止推進月間)街頭演説会を開催しました。父親、男性に関する取り組みも大切です。2013年、児童虐待に関する相談件数は7万3000件を超えました。児童虐待防止法を成立させ、妊娠・出産・子育て支援と切れ目ない支援を続けてきた公明党の実績を述べ、産後ケアなどこれからも子どもの命を守ることに全力をあげる決意を訴えました。

(以下、2014.10.28付 公明新聞より引用)

【虐待から子ども守れ/党女性委、青年委 防止月間(オレンジリボン)(11月)へ街頭演説】

総力を挙げて虐待から子どもを守ろう――。公明党の女性委員会(委員長=古屋範子副代表)と青年委員会(同=石川博崇参院議員)は27日、東京都新宿区の新宿駅西口で、11月の児童虐待防止推進月間をアピールする「オレンジリボン街頭演説会」を開催した。
 これには女性委員会から古屋副代表、山本香苗女性局長(参院議員)、浮島智子副委員長(衆院議員)、青年委員会から石川委員長、樋口尚也青年局長(衆院議員)、平木大作同局次長(参院議員)が参加した。
 古屋副代表は、2013年度の児童相談所での児童虐待相談対応件数が、過去最高の7万3765件(速報値)を記録した点に言及。件数が増えた背景として、公明党のリードで成立した児童虐待防止法の効果によるものと、虐待そのものの増加の両面が考えられるとの認識を示した。
 その上で古屋副代表は、「虐待の原因には、望まない妊娠や経済的な困窮、産後うつなど、さまざまな理由がある。妊娠から出産、子育てまで切れ目ない支援が必要だ」と力説。相談窓口の強化や、出産直後の母子の心身をサポートする「産後ケア」の体制整備などに取り組む決意を語った。
 山本女性局長は「虐待で死亡した子どもの4割以上が0歳児。そのうち半数は生後1カ月の間に亡くなっている。妊婦が一人で悩みを抱えたまま出産している事態が考えられる」と指摘。公明党の主張で今年度、産後ケアを含めた切れ目ない妊娠・出産支援に関する厚生労働省のモデル事業が全国約30カ所で実施されることを紹介しつつ、「来年度は150カ所で実現したい」と強調した。
 一方、石川青年委員長は、公明党が11月に全国の各地域でオレンジリボン街頭演説会を展開し、意識啓発を進めていくと説明。さらに、「公明党は現場の声を的確に把握し、国会議員と地方議員が連携して、児童虐待防止を強化していく」と訴えた。
 樋口青年局長は、虐待の根絶には(1)事前予防(2)早期発見(3)早期保護――の3点が重要だと主張した。
 【オレンジリボン】栃木県小山市で始まった児童虐待防止の啓発活動のシンボルマーク。2004年に同市で2人の幼い兄弟が虐待の末に亡くなった事件を受け、公明市議も参加する市民団体が考案した。オレンジ色は子どもたちの明るい未来を表している。

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