がん研究会 有明病院を訪問

がん研究会有明病院を訪問し、戦略的イノベーションプログラム(SIP)「AIホスピタルによる高度診断・治療システムにおける成果」を視察。BIPROGY(株)より、人工知能アバターを利用したインフォームドコンセント支援システム、日立製作所より「外来がん薬物療法問診支援システム」の説明を受けました。患者と医師、双方を支援するシステムだと感じました。

(以下、2022.11.29付 公明新聞より引用)

【AIで医療現場支援/情報提供や問診に活用/党部会、都内病院を視察】

 公明党厚生労働部会(部会長=佐藤英道衆院議員)は28日、人工知能(AI)を活用した医療現場の負担軽減策を探るため、内閣府の研究開発プログラムに参画する、がん研有明病院(東京都江東区)を視察した。

 一行は、同プログラムディレクターで国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所の中村祐輔理事長らから、インターネット上で、AIを搭載したアバター(分身キャラクター)が、新型コロナ感染が疑われる人に情報提供を行う実証事業の結果を聴取。タブレット端末を使って、薬物療法を受ける外来のがん患者をAIが問診する取り組みも聞いた。

 中村理事長は、AIの活用によって時間と心に余裕が生まれ、医師らが患者により向き合えるとした上で「(インフラを)安価で、どこの病院でも展開できるようにすることが重要だ」と訴えた。

 視察後、佐藤部会長は「今後の感染症拡大に備えて、AI活用の基盤整備を進めたい」と述べた。

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