乳がん治療についての講演会

党女性委員会で、乳がん治療の第一人者である、昭和大学病院ブレストセンター長 中村清吾先生をお招きして講演会を開催しました。マンモグラフィー、超音波、マンモトーム、MRIなどの検査の特徴と課題。遺伝性乳がん・卵巣がんの診断・治療についてなどお話し下さいました。本年、人工乳房の保険適用が実現しましたが、遺伝子情報管理の法整備の必要性など、今後の政策課題ついて、示唆に富んだ講演を伺うことができました。

(以下、2013.10.22付 公明新聞より引用)

【遺伝子検査、対策に遅れ/党女性委、厚労部会 乳がん治療で講演会】

公明党女性委員会(古屋範子委員長=衆院議員)と厚生労働部会(古屋部会長)は21日、衆院第2議員会館で講演会を開き、昭和大学病院乳腺外科の中村清吾教授が「乳がん治療の最前線」をテーマに講演した。
 中村教授は、乳がんの5〜10%程度が遺伝で起こるとの研究を紹介。「関係遺伝子として『BRCA1』『BRCA2』が見つかっている」として、これらの遺伝子が乳がんだけでなく、卵巣がんも引き起こす可能性があると報告した。
 また、遺伝子変異の可能性が高い乳がん・卵巣がんの患者や家族に勧める遺伝子検査について「日本では対策が遅れており、すべてが自費診療になっている」と課題を指摘した。
 古屋委員長は、乳がんの検診無料クーポン実現など公明党の実績を紹介し、「今後も受診率向上に力を入れていく」と述べた。

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