北海道丘珠空港で「メディカルウィング」を視察

丘珠空港を訪れ、北海道航空医療ネットワーク研究会が実施している固定翼航空機「メディカルウィング」の視察をしました。固定翼機はドクターヘリより速度が速く、航続距離が長いため、広域をカバーできます。また、夜間や悪天候でも飛行が可能で、進藤がすくなく、気圧調整も可能なため、患者の身体的負担も少なくてすみます。実際、セスナ機に乗り込み、装備を見学。患者を乗せるデモンストレーションも行って頂きました。

(以下、2012.7.31付 公明新聞より引用)

【救急医療に航空機活用/離島含む北海道全域をカバー/いなつ、渡辺、古屋氏ら 研究運航を視察/札幌市】

公明党の、いなつ久衆院議員(党北海道本部代表、次期衆院選予定候補=北海道10区)は30日、札幌市東区の札幌丘珠空港を訪れ、北海道航空医療ネットワーク研究会(浅井康文会長=札幌医大名誉教授)が取り組んでいる小型ジェット機を活用した地域救急医療システムの研究運航を視察した。これには、渡辺孝男参院議員、古屋範子衆院議員のほか、地元道議、市議らが参加した。
 同研究会は、広大な面積を持つ北海道全域をカバーする救急医療体制の充実をめざし、道医師会や関係自治体、民間航空会社などが2010年に設立。同空港を拠点として、離島を含む道内11空港との間で医師や看護師が乗り込んだジェット機で患者の搬送を行い、その効果や課題を探ってきた。今年度は、去る6月1日から来年3月31日までの10カ月間運航される予定となっている。
 一行はまず、研究運航に使われている6人乗りの双発型ジェット機を視察。機内の医療機器やストレッチャーを狭い入り口からスムーズに搬入する装備などについて説明を受けた。
 これまでの研究成果について、同医師会の担当者は、「ヘリコプターなどに比べ振動や気圧の変化などが少なく、長距離搬送でも患者への負担が少ない」と強調。一方、運営に当たる航空会社の関係者は、「乗客を運ぶための航空法の制約を受けるため、より円滑な運用を図るには独自の法律が必要」と指摘した。
 これに対し、いなつ氏は、「救急医療体制を拡充する観点から、国にしっかりと働き掛けていく」と述べた。

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