厚生労働副大臣に要望

「すみだ日本語教育支援の会」(代表者・宮崎里司 早大日本語教育研究科教授)とともに、「介護福祉士国家試験における『全ての漢字にふりがなを付記した試験問題』の配布対象者を拡大する要望書」を西村厚生労働副大臣に提出しました。

古屋範子は、何度が国会でEPAに基づき来日した介護福祉士・看護師候補者の試験について取り上げてきました。その結果、試験時間が1.5倍になり、通常の問題表紙に加え、すべての漢字にふりがなを付記した試験問題が配布される配慮が実現しました。このふりがなを付記した試験問題をEPAで来日した候補生以外にも選択できるよう要望をしました。

都内では、永住権や定住権を有する外国人が働く介護施設が3~4割あるとのこと。その方々がより高い国家資格をめざすうえで、日本語の漢字が壁になっている実情を訴えられました。
副大臣は、試験の配慮はEPAで来日した候補生に限るが、要望は試験検討会に伝えると答えられました。

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