女性委員会で認知症の勉強会

古屋範子が委員長を務める党女性委員会の「健康・医療プロジェクトチーム(高木美智代座長・衆院議員)」主催で、群馬大学医学部 山口晴保教授より「認知症の理解と医療・ケア」についての講演を聞きました。認知症の原因と診断、適切な対応や治療について伺いました。特に、レビー小体型認知症の治療に漢方薬の抑肝散が厳格・妄想、昼夜逆転に有効であること、中年期からの余暇運動がアルツハイマー病を防ぐことなどを学びました。大変勉強になりました。

(以下、2010.12.25付 公明新聞より引用)

【認知症への発想転換を/党女性委員会健康・医療PT 専門家招き勉強会】

公明党女性委員会(古屋範子委員長=衆院議員)の健康・医療プロジェクトチーム(PT、高木美智代座長=同)は24日、党本部で認知症に関する勉強会を開き、群馬大学医学部の山口晴保教授から話を聞いた。
 講演の中で山口氏は、認知症を「不要なタンパク質がごみになって脳にたまり、認知機能の障がいが起こって生活が困難になる状態」と定義。原因疾患の中でアルツハイマー病が多く、「本人の常識は保たれているが、間違った行動を正しい行動だと思っているのが特徴」と説明した。
 また、同氏は「遺伝子やライフスタイルが認知症に大きな影響を与える」と主張。予防のためには「軽い運動が効果的で、リスクを3分の1に抑えられる」と強調した。一方、認知症の人の力を地域に生かしている取り組みを紹介し「人間の能力は使えば発揮される。認知症になっても一方的にケアを受けるという形にしてはいけない」と、発想転換の必要性を訴えた。

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