女性活躍 ヘリのパイロット

党女性委員会で、ドクターヘリ等のヘリコプターの運航を行っている朝日航洋(株)を訪問。同社で実施している「認定操縦訓練制度奨学金」を活用し、ヘリのパイロットとなった内田智穂子機長と懇談を。ドクターヘリで人命救助の仕事がしたくてヘリのパイロットになったこと、現在取り組まれている送電線目視や空撮などの仕事についてお話を伺いました。トイレの問題など、会社側は女性パイロットが働きやすい環境整備に尽力されています。

(以下、2018.3.13付 公明新聞より引用)

【女性活躍 ヘリ操縦でも/人材確保に向け視察/党委員会】

公明党女性委員会(委員長=古屋範子副代表)は12日、人手不足が深刻なヘリコプター操縦士について、女性を含む人材確保に向けた方策を探るため、東京都江東区を訪れ、航空事業などを営む朝日航洋株式会社を視察した。古屋副代表、竹谷とし子女性局長(参院議員)、鰐淵洋子衆院議員、地方議員らが参加した。

 同社は、操縦士になるのに多額の費用がかかる現状を受け、2013年から年間2人程度を対象に「認定操縦訓練生制度」を始めたと説明。同社指定の訓練校を経て入社試験に合格した場合に奨学金1000万円を貸し付け、正社員として8年間、操縦業務に従事すれば返済を免除すると述べた。

 同制度によって入社した女性操縦士の内田智穂子機長は、山中での送電線巡視など、これまで行った業務に触れながら「今後、ドクターヘリや防災ヘリに乗れるよう頑張る」と抱負を披露。巡視先でのトイレ確保など、女性が働きやすい環境整備に会社が取り組んでいる状況も語った。

 古屋副代表は、航空分野における女性の活躍を後押ししていく考えを示した。

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