新任党幹部に聞く 生活の現場から未来開く(公明新聞 2014年9月26日付)


地域活性化へ あらゆる女性の活躍応援
副代表 古屋 範子さん


―新任の決意を。

古屋範子副代表 結党50年の大きな節目を迎え、国内外に多くの課題を抱えるこの時に、公明党副代表の大任をいただきました。「大衆とともに」の立党の原点を胸に、まずは明年の統一地方選の大勝利に向けて、全力で走り抜いていく決意です。

―政府は「女性の活躍」を最重要課題の一つに掲げています。

古屋 今年5月、党女性委員会は全国約900人の女性議員で現場の声を集め、「女性の元気応援プラン」を策定しました。一部のキャリア女性だけではなく、あらゆる分野の、現場で働く女性を応援していくことが公明党の役割です。

地域や生活に密着し、“時代の風”を敏感に捉える女性の柔軟な発想・視点を生かしていくことが重要です。それこそが地域活性化の原動力になると思います。「応援プラン」では女性の子育てや就労、起業、健康などの支援策を提案しました。一つ一つ着実に実現してまいります。

―公明党は女性の活躍を先取りしています。

古屋 党所属議員約3000人のうち、約3割に当たる900人超が女性です。これまでも出産・子育ての切れ目のない支援や、がん対策など女性の健康支援、DV防止法、ストーカー規制法など、さまざまな法整備にも主導的役割を果たしてきました。女性が活躍しやすい環境づくりや、女性の健康、安全・安心、人権を守る取り組みを、これからもリードしていきたいと思います。

―全国の女性議員の皆さんにメッセージを。

古屋 公明党の女性議員の地道な活動に、多くの識者も高い評価を寄せています。今後も生活の現場から未来を開く活動を続け、多くの期待に応えるべく、皆が議員力を磨き、力を合わせて前進しましょう。

【略歴】党女性委員長。総務大臣政務官など歴任。早稲田大学卒。衆院当選4回。58歳。

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