横須賀 京急の脱線事故現場へ

9月24日零時過ぎ、横須賀市の京浜急行・追浜—京急田浦間のトンネル付近で特急列車の脱線事故が発生。横須賀の板橋衛、室島真貴子両市議会議員と、事故現場へ駆けつけました。トンネルの手前の車両は切り離され、懸命の復旧作業が進めらていました。

24日午後10時ごろから、1時間当たり100ミリという記録的な雨量を観測していました。板橋議員によると、15年前に京急沿線の土砂崩れがあってから、土砂流出防止ネットなどの対策を講じてきたそうですが、このところ、大量の雨が降り続いており、ネットを突き破り、大木とともに崖が崩れたようです。乗客の生命の安全のため、近年の豪雨に対応した「防災・減災」対策を早急に進めていかなければと思います。

(以下、2012.9.26付 公明新聞より引用)

【京浜急行/土砂崩れで脱線、11人重軽傷/神奈川・横須賀市 古屋さんが現場に急行】

神奈川県横須賀市追浜町の京浜急行追浜―京急田浦駅間で24日深夜に、下り特急電車(8両編成)が崩れた土砂に乗り上げた脱線事故を受け、公明党の古屋範子衆院議員は25日午後、現場を緊急視察した。板橋衛、室島真貴子の両市議が同行した。
 県警などによると、当時、現場では大雨の影響で、トンネル手前の左側のり面が幅約10メートル、高さ約15メートルにわたって崩落。1〜3両目が脱線し、乗客約700人のうち男女10人と運転士の11人が重軽傷を負ったが、命に別状はないという。京急電鉄では1997年4月にも、現場近くの同市田浦大作町の斜面で土砂崩れがあり、脱線事故を起こしている。
 現場ではトンネル内で脱線した車両を切り離し、多くの作業員による早期復旧に向けた作業が行われていた。
 古屋さんらは、土砂崩れが起きた斜面の状況や、復旧作業をつぶさに確認。「97年の事故のあと、また近くで同じことが起きたと思うと不安になる」と話す近隣住民に対し、事故検証と安全対策の必要性を強調していた。
 視察後、古屋さんは「97年の事故後に対策は行われていたが、豪雨や土砂崩れなどに対し、あらためて国として必要な対策を県、市と協力して検討していく」と語った。

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