甲府で地方公聴会

衆院 厚生労働委員会で「医療・介護総合確保法」審議の地方公聴会のため甲府へ。今井立史 山梨県医師会長に、地域医療ビジョンについて、また、医師不足・医師の偏在の関して、女性医師が出産や子育てを経ても働き続けられる体制について聞きました。今まで、医師会に理事枠がなかったことを述べられ、今後、女性の理事を登用すると答えられました。また、石井貴志山梨県老人福祉施設協議会会長に介護職員の処遇改善に関して質問しました。賃金アップと、女性が働きやすい環境整備の重要性を訴えられました。

(以下、2015.5.13付 公明新聞より引用)

【介護と育児 両立可能な職場に/古屋さん質疑に陳述人見解】

衆院厚生労働委員会は12日、山梨県甲府市で、地域包括ケアシステムを構築するための医療・介護総合確保推進法案などに関する地方公聴会を開き、陳述人から意見を聞いた。公明党は古屋範子さんが質問した。
 古屋さんは、高齢者が地域で暮らしながら医療、介護、生活支援サービスなどを一体で受けられる同システムの構築に向け、「公明党は全国約3000人の議員で、それぞれの地域に即した包括ケアシステムを構築しようと現場の声を聴取している」と紹介。その上で、医師不足の解消に向けて女性医師の活躍は欠かせないとして見解を聞いた。
 山梨県医師会長の今井立史陳述人は、従来、県医師会に女性理事の枠がなかったことに言及。今後は女性理事を増員して女性の立場を主張してもらい、女性医師が活躍できる取り組みを進めるとの意向を示した。
 また古屋さんは、介護従事者の確保は喫緊の課題であり、処遇改善をさらに進めると強調。賃金アップに加えて処遇改善に必要な視点を聞いたのに対し、県老人福祉施設協議会長の石井貴志陳述人は、「女性職員も多く、子育て(との両立が)しやすい環境整備が必要だ」との考えを述べた。

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