社会保険中京病院を視察

脳脊髄液減少症対策ワーキングチーム(渡辺孝男座長・参院議員)で、名古屋市内の社会保険中京病院を訪問。先進医療として実施しているブラッドパッチ療法の小児の症例について聞きました。

(以下、2012.10.13付 公明新聞より引用)

【ブラッドパッチ療法 小児の効果高い/脳脊髄液減少症で意見交換/名古屋市で党WT】

公明党の脳脊髄液減少症対策ワーキングチーム(WT、渡辺孝男座長=参院議員)は12日、同症の治療に有効なブラッドパッチ療法(硬膜外自家血注入療法)を先進医療として実施している名古屋市南区の社会保険中京病院を訪れ、池田公副院長から小児の症例について話を聞いた。坂口力副代表らが出席した。
 中京病院では2000年から同症の診療を開始し、18歳未満の73例に対して計125回のブラッドパッチ療法を実施している。ただ、厚生労働省の診断基準が厳しく、これに基づく先進医療の適用は、成人も含めて13%にとどまっているという。
 池田副院長は小児の場合、授業や部活動中のスポーツが主な原因だと指摘。その上で「脳脊髄液減少症が不登校の原因になっている可能性もある」との見解を示したほか、成人よりも小児の方が同療法の効果が高いと説明した。
 渡辺座長は「小児の症例は少ない。公明党として国の研究予算の確保に努めたい」と述べた。

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