自動排泄処理介護ロボット

福島市にある 社会福祉法人 北信福祉会の「ハッピー愛ランド」を訪問。ここで導入している「自動排泄処理介護ロボット」の活用状況を視察しました。このロボットは、排泄を感知し、吸引、温水洗浄、除湿まで自動で行ってくれます。利用者は、従来のおむつを使っていた時に比べ、皮膚のかぶれもなくなり、清潔が保たれて、夜、安眠できるようになったとのことです。職員の負担軽減にもつながり、今後の普及が期待されます。

(以下、2015.8.25付 公明新聞より引用)

【介護者の負担減に効果/福島市で古屋副代表ら 自動排せつ処理装置を視察】

公明党の古屋範子副代表(厚生労働部会長)は24日、福島市の高齢者福祉施設「ハッピー愛ランド」を訪れ、同施設が導入している自動排せつ処理装置を視察した。甚野源次郎、今井久敏(県議選予定候補)、安部泰男(同)の各県議と、伊藤達也党県政策局次長(同)らが同行した。
 自動排せつ処理装置は、寝たきりの高齢者などが排せつを行う際、内蔵されたセンサーが排便、排尿を検知。利用者の下半身に装着された専用の“紙おむつ”を通じて排せつ物を吸引し、おしりの洗浄・乾燥を自動で行う。タンクにためられた排せつ物は、そのままトイレに流すことができ、吸引・乾燥の空気は装置内で循環するため臭い漏れもない。
 この日、施設内で使用されている装置を視察した一行に対し、施設を運営する社会福祉法人「北信福祉会」の上西皓愃理事長は、装置の導入が「職員の負担軽減につながっている」と強調。利用者からは「おむつよりも気持ちがいい」「夜も熟睡できる」との声が寄せられているという。
 視察後、古屋副代表は、介護現場の人材不足が懸念されている現状も踏まえ、「こうした装置の普及に取り組んでいきたい」と述べた。

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