認知症の在宅ケア 世田谷でチーム医療

認知症の精神科在宅ケアを行っている「こころホームクリニック世田谷」を訪問し、高野洋輔院長から説明を受けました。東大精神科の若手医師を中心に、2013年に地域精神医療の拠点となる同クリニックを開設。看護師、保健師、作業療法士、精神保健福祉士など多職種が連携して、既存のサービスの隙間を埋める支援をしています。24時間体制で対応していて、家族に安心感を生み、本人の安定につながっているとのこと。認知症の在宅医療、チーム医療、初期集中支援。認知症対策に大変参考になりました。

(以下、2015.2.18付 公明新聞より引用)

【在宅診療で認知症ケア/東京・世田谷区 党厚労部会が意見交換】

公明党の厚生労働部会(部会長=古屋範子副代表)は17日、東京都世田谷区の「こころのホームクリニック世田谷」を訪れ、高野洋輔院長らから認知症を含む精神疾患に対する訪問診療の有効性について話を聞き、意見交換した。党世田谷区議らも同行した。
 同クリニックは地域精神医療の拠点づくりをめざして、医療、保健、福祉らの専門家が集い、2013年4月に開設。幅広い精神疾患に24時間体制で対応し、家族や介護者の安心とともに、患者本人の安定を図る在宅ケアに取り組んでいる。受診者の70%が75歳以上の高齢者で、そのうち6割超が認知症を患っているという。
 高野院長は訪問診療の利点について、「少量の薬物療法で症状が落ち着くほか、本人や家族の普段の生活を観察できる」と指摘。その上で、多職種が連携し、生活支援に取り組むことが重要だと強調した。
 古屋副代表は「多職種による在宅診療、生活支援をさらに進めていきたい」と述べた。

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