食品表示問題の集中審議

衆院 消費者問題特別委員会で食品表示問題の集中審議。このたびの問題は、高級ホテルなどで、食材の原産地や品名を偽って、いかにも、高給で美味しそうな食材を使っているかのごとく表示をして、消費者に誤った認識を与える景品表示法の「優良誤認」に該当します。消費者庁の監督機能強化、景品表示法のガイドライン策定・周知徹底、アレルギー成分表示、アレルギー疾患対策基本法の早期成立などを質問しました。

(以下、2013.12.4付 公明新聞より引用)

【委員会質疑から/食品表示の監視強めよ/古屋さん モニター制度を提案/衆院消費者特委】

3日の衆院消費者問題特別委員会で公明党の古屋範子さんは、全国のホテル、デパートなどで相次いでいる食品の不適切表示問題について、監視体制のさらなる強化を求めた。
 古屋さんは、同問題を教訓に企業側は「収益優先の姿勢から、消費者重視に立ち返ることが急務だ」と主張。今後、こうした不祥事を断ち切るために景品表示法の改正や、表示内容を監視するモニター制度の導入などを提案した。
 森雅子消費者担当相は「モニター制度を設けて、消費者の目でチェックすることを採用する」と応じた。
 また古屋さんは、通常国会で成立した食品表示法について、「外食メニューのアレルギー表示を義務付けることができなかった」と指摘。食物アレルギーは命に関わることであり、2015年の同法施行に向けて、外食のアレルギー表示導入を先行して検討するよう求めた。森担当相は「検討課題の中でしっかり取り組む」と述べた。

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