《衆議院 総務委員長》高知県を総務委員会で視察
衆議院総務委員会で、高知県へ。
昨年オープンした中土佐町久礼にある「道の駅なかとさ」を訪問。ここは、漁師町の魅力を集めた道の駅で、海鮮バーベキューや、イチゴ農家のスイーツ、ドッグランや子どもの遊び場を備えた施設です。視察の概要説明を受け、館内を視察しました。
午後、黒潮町を訪問。同町は南海トラフ地震で最大震度7、津波34.4mと想定されています。大西勝也町長から防災対策、町役場職員、町民をあげての防災活動の内容を伺いました。また、今国会で延長を成立した合併特例債、緊急防災減災債等活用して高台移転をした新庁舎の建設についてもご説明頂きました。
引き続き、黒潮町の津波避難タワーを視察。避難困難区域解消を目的として町内6地区に津波避難タワーが建設されました。ここでは、2016年、世界津波の日高校生サミットが開催されました。
同じく、缶詰事業‘We CAN PROJECT‘ を視察。ここでは、地元のカツオ等を活用し、防災用備蓄の缶詰を製造しています。被災者にとって食事は心身の健康に大変重要です。地域産業の振興をめざし、地元産品を活かして、アレルギーのある人にも食べられるよう開発した美味しい缶詰。試食させて頂きました。
そして、集落活動センター「であいの里蜷川」を訪問しました。同センターは、廃校となった小学校を活用し、スポーツ合宿などの宿泊施設として、また、モーニング喫茶、配食サービス、そば打ち等の体験事業を行っています。集落の維持・再生の場として高知県が主導し、県内28市町村47ヶ所でこの取り組みが始まっています。懐かしい感じの学校の建物の部屋で、センター長から熱意溢れるご説明を伺いました。
曇りの雨のぱらつく1日でした。対応下さった市長はじめ、関係の皆様大変ありがとうございました。