帯状疱疹の予防へ 定期接種化を要請
党厚生労働部会(伊佐進一部会長・衆院議員)で、「帯状疱疹ワクチン」について、神奈川県衛生研究所 多屋馨子所長の講演を伺いました。帯状疱疹は80歳までに3人に1人が発症し、成人の水頭症は重篤で、入院例の約半分は帯状疱疹患者からの感染であること。帯状疱疹は様々な合併症を引き起こし、60歳以上の急性脳炎の2番目の原因病原体であること等を学びました。私は、予防のためのワクチンの定期接種化の議論を加速するよう厚生労働省に求めました。
(以下、2024.5.2付 公明新聞より引用)
【(帯状疱疹ワクチン)定期接種化へ議論早く/公明の推進で独自助成拡大/党厚労部会、政府に訴え】
公明党厚生労働部会(部会長=伊佐進一衆院議員)は16日、衆院第1議員会館で帯状疱疹ワクチンを巡って、神奈川県衛生研究所の多屋馨子所長や厚労省、東京都の担当者と意見交換した。
多屋所長は、帯状疱疹の年齢別の発症率に関し「50歳を境に急激に上昇し、男女ともに70代がピークを迎える」とした上で、発症や後遺症を予防するワクチンの有効性を強調した。
厚労省側は、定期接種化を検討する審議会の議論再開への流れを説明。都側は都議会公明党が推進した、50歳以上を対象に接種費用を助成する区市町村への支援制度に触れ、創設した昨年度は全62自治体のうち60自治体が実施したと報告した。
出席議員は定期接種化に向けた議論の加速や、効果的な接種のあり方を検討するよう訴えた。