厚生年金法改正案 本会議で代表質問

衆院 本会議で厚生年金保険法等一部改正案の代表質問に立ちました。「社会保障制度改革について」「歳入庁設置について」「厚生年金基金特例解散制度」「第3号被保険者記録不整合問題」「年金教育」などについて、安倍総理、関係大臣に質しました。重要な法案。早期成立をめざします。

(以下、2013.5.11付 公明新聞より引用)

【厚年基金の改革重要/解散促す改正案が審議入り/衆院本会議で古屋さん】

財政難の厚生年金基金の解散を促す厚生年金保険法の一部改正案が、10日の衆院本会議で審議入りし、公明党から古屋範子さんが質問に立った。
 古屋さんは、厚年基金制度の設立当初は退職者への年金給付が増えるなど一定の役割があったとする半面、バブル崩壊後の低金利時代にあって、公的年金の一部を代行して運用していた基金の中には、代行割れを起こして解散したくてもできない基金もあると指摘。こうした事態が続くことは、公的年金の財政や中小企業の経営に影響を与えかねないとして、「厚生年金基金の見直しは極めて重要な改革だ」と訴えた。
 また古屋さんは、「社会保障制度を生かすのも殺すのも、国民の制度に対する信頼と理解に関わる」と主張。給付と負担の構造などについて、将来の制度の担い手である子どもたちが理解できるよう、教育現場で社会保障教育を推進するよう求めた。
 これに対し安倍晋三首相は、「制度の意義を教育することは大変重要だ。国民的理解が深まるよう努める」と答えた。
 一方、古屋さんが税と保険料を一体で徴収する「歳入庁」設立に対する見解を聞いたのに対し、甘利明社会保障・税一体改革担当相は「社会保険料と税では基本的性格が違う」と否定的な考えを示した。

Follow me!