宋濤中連部長と会談

7日午前、中央対外連絡部 宋濤部長と会見をし、日中両国の協力強化、政党間交流の重要性、青年団・女性の交流などについて意見を交わしました。

(以下、2018.9.8付 公明新聞より引用)

【宋濤中連部長と会談/山口代表 農産品輸入規制 撤廃を/与党間交流の促進で一致】

 【北京7日=松崎洋一】公明党訪中団の山口那津男代表は7日午前、北京市内で、訪中を招へいした中国共産党対外連絡部(中連部)を訪問し、宋濤中連部長と会談した。

 冒頭、山口代表は、今回の招へいに対する謝意を述べた上で、日本で甚大な被害が出ている台風21号や北海道胆振地方を震源とする地震などに触れ、「いち早く復旧させるのが与党の責任だ。必ず乗り越えていく」と力説した。宋氏は「災害に対してお見舞いを申し上げる」と語った。

 山口代表は、日中与党交流について、「継続した相互交流を評価する。次回は日本開催だが、早期開催できるように力を合わせていきたい」と強調した。宋氏は、「中国共産党として、両国の前向きな発展のために貢献したい」と応じた。

 また山口代表は、東京電力福島第1原発事故後、中国が日本の農産品などの輸入規制を行っていることに触れ、「日本に来た中国人観光客は多くの農産品をおいしく食べている。輸入規制撤廃に格別の尽力をいただきたい」と述べた。宋氏は、日本農産品は品質が高いと評価した上で「各部門に伝える」と語った。

 日中の経済関係について山口代表は、「第三国でのインフラ整備を共同で進め、イノベーション(技術革新)などの分野でも協力していきたい」と述べた。宋氏は、中国が自由貿易を進める立場であると述べた上で、「日中が競争ではなく協力することはお互いの利益になる」と語った。

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