孔鉉佑 新中国大使と会談

今月、中華人民共和国の駐日大使として赴任された孔鉉佑大使の表敬を受けました。大使と公明党の山口那津男代表は、これからの日中関係の更なる発展について、和やかに意見を交わしました。

(以下、2019.6.19付 公明新聞より引用)

【日中新時代を共に築く/G20、関係発展の大きな契機に/山口代表、孔鉉佑・新中国大使と会談】

公明党の山口那津男代表は18日午後、東京都新宿区の公明会館で、新任の孔鉉佑・駐日中国大使の表敬を受けた。山口代表は孔大使の就任を歓迎し、「今、日中関係は改善の基調にある。このタイミングを生かし、力を合わせて新たな関係発展の基盤を築きたい」と語った。

 孔大使は、1985年の中国外務省入省後、通算で約15年、日本での勤務経験がある「知日派」。2017年からは外務次官を務めた。

 席上、山口代表が、日中関係の発展へ、党として役割を果たしたいと意欲を述べたのに対し、孔大使は「公明党は中日関係の改善で、取って代わることができない重要な役割を果たしてきた。一緒に汗をかいていきたい」と力説した。

 また、孔大使は、大阪で今月開かれる20カ国・地域(G20)首脳会議について、習近平国家主席が出席する予定だとして「さらなる関係発展の大きな契機にしたい。公明党には支援をしてもらいたい」と要望。その上で「多国間主義や自由貿易体制を中国と日本が受益者として守ることが大切だ」との考えを示した。

 山口代表は「その点で日本がリード役を果たす絶好の機会だと思っている」と強調するとともに、「米中が貿易摩擦を長く続けることは、両国にとって不利益であり、日本、世界にとっても不利益が大きい。だからこそ解決を模索していきたい」と述べた。

 この会談には、斉藤鉄夫幹事長、井上義久副代表、古屋範子副代表、西田実仁参院幹事長が同席した。

Follow me!