日本医師会 女性医師支援センター事業を視察
日本医師会を訪問し、「日本医師会女性医師支援センター事業」の推進状況を小森貴常任理事、羽生田俊副会長より伺いました。古屋範子は、「少子社会トータルプラン」作成のおり、女性医師バンクの創設を提案しました。そして、平成19年1月、日本医師会に女性医師バンクが開設。その後も拡充を訴えてきました。その後、同バンクは「女性医師支援センター事業」として、女性医師の勤務継続への支援により重点を置き現在に至っています。
(以下、2012.7.5付 公明新聞より引用)
【女性医師の活躍支援/再就職へ身分保障など課題/日本医師会で坂口、古屋氏】
結婚や出産などで離職した女性医師の再就職に向けた課題を探るため、公明党の坂口力副代表と古屋範子衆院議員は4日、東京都文京区の日本医師会で羽生田俊副会長、小森貴常任理事から同医師会が進める「女性医師支援センター事業」の取り組みを聞いた。
日本医師会では、女性医師のライフステージの変化に柔軟に対応できる勤務形態の促進をめざし、2007年1月に「女性医師バンク」を開設。09年4月に現在の事業名に変更し、女性医師の勤務継続を支援している。6月末現在、319件の就業継続や再研修を成立させている。
小森常任理事は、女性医師の育児休業取得率が4割にとどまっていたとの日本医師会の調査を紹介。「身分保障をさらに充実させる必要がある」との認識を示した。
坂口副代表は、ゆとりを持って診療に当たれる環境づくりが今後の課題だと指摘。
古屋さんは「女性医師が活躍できるよう支援を続けたい」と述べた。