「がんプロフェッショナル」養成の申し入れ
全国がん患者団体連合会、がんプロ協議会からの「多様な新ニーズを対応するがん専門医療人材(がんプロフェッショナル)養成プラン」に関する要望を、鰐淵洋子 文部科学大臣政務官に提出しました。全国がん患者団体連合会 天野伸介理事長から来年度継続の要望をご説明頂き、全国がんプロ協議会の東北大学 石岡千加史教授、九州大学 馬場英司協議会より、81大学のがん専門人材養成の取り組み、教員雇用の予算確保などのご要望を伺いました。政務官からは、来年度の継続に関して回答がありました。
(以下、2021.10.1付 公明新聞より引用)
【「がんプロ」養成 継続を/来年度の予算措置訴え/鰐淵政務官に団体】
鰐淵洋子文部科学大臣政務官(公明党)は30日、衆院第2議員会館で、全国がん患者団体連合会と全国がんプロ協議会から、文科省が進めるがん専門の医療人材である「がんプロフェッショナル(がんプロ)」養成プランの継続に向けた予算措置を求める要望を受けた。公明党の古屋範子副代表(衆院選予定候補=比例南関東ブロック)と浮島智子文科部会長(同=比例近畿ブロック)、秋野公造がん対策推進本部長(参院議員)が同席した。
同連合会の天野慎介理事長は、国の第3期がん対策推進基本計画の期間が2022年度までの一方で、文科省の「がんプロ」養成プランが現状では21年度で終了するとされていることについて、「専門職の要請に直ちに重大な支障が生じる」と強調。来年度の予算措置を訴えた。
鰐淵政務官は、「認識は同じだ」と応じ、予算確保に努める考えを伝えた。