スマートエネルギーネットワークを学ぶ
党女性委員会の平和・環境プロジェクトチーム(竹谷とし子座長・参院銀)で東京ガス千住テクノステーションを視察しました。ここで取り組んでいる「スマートエネルギーネットワーク」とは、熱と電気のネットワークで地域全体の省エネ・低炭素を実現するシステム。千住テクノステーションと近隣建物(荒川区立特別養護老人ホーム「サンハイム荒川」)を熱融通配管で結び、太陽熱とコージェネレーションシステム(CGS)廃熱を双方向に熱融通する制御技術の実証を行っています。太陽光パネルや太陽熱集熱器、ガスエンジンなどを視察し、公明党のめざす「安全・安心エネルギー社会」の構築へ、省エネ・再エネのモデルとして大変勉強になりました。
(以下、2012.6.6付 公明新聞より引用)
【低炭素、省エネ社会へ/党女性委PT 天然ガスCGSなど視察】
公明党女性委員会(古屋範子委員長=衆院議員)の平和・環境プロジェクトチーム(PT、竹谷とし子座長=参院議員)は5日、東京都荒川区にある東京ガス千住テクノステーションを訪れ、関係者と意見交換した。これには古屋委員長、竹谷座長らが参加した。
この施設では、電気と熱を同時に生み出す「コージェネレーションシステム」(CGS)や太陽熱の廃熱を活用して、冷暖房や給湯の省エネ性を高める制御技術の実証試験などを行っている。
一行はまず、東京ガス総務部の中島典夫氏らから天然ガスCGSなどについて説明を聞いた。中島氏らは、天然ガスCGSを導入することで、従来、火力発電所とボイラーで排出していた二酸化炭素(CO2)を「約40%程度削減する効果がある」と述べた。この後、一行は、施設内にある太陽光発電パネルや真空管式太陽熱集熱器、ガスエンジンコージェネレーションなどの設備を視察した。
視察後、竹谷座長は「低炭素、省エネ化した社会を実現するために取り組んでいきたい」と語った。