新型コロナ 国産経口治療薬についてヒアリング
古屋範子が座長を務める党ワクチン・治療薬開発推進プロジェクトチームで、塩野義製薬株式会社の手代木功代表取締役会長兼社長より、コロナ治療薬「ゾコーバ」について講演をしていただきました。その後の質疑応答では、昨年11月に承認となった、国産初の経口治療薬「ゾコーバ」の効果、特徴、安全性、更に、流通体制の課題についても伺いました。
(以下、2023.2.4付 公明新聞より引用)
【「5類」移行へ安心感/「公明党の応援に感謝」/党会合で塩野義社長】
公明党新型コロナウイルス感染症ワクチン・治療薬開発推進プロジェクトチーム(PT、座長=古屋範子副代表)は3日、衆院第1議員会館で塩野義製薬株式会社の手代木功代表取締役会長兼社長から、昨年11月に緊急承認された同感染症の初の国産飲み薬「ゾコーバ」について説明を受けた。手代木氏は、国産薬実用化に向けた公明党の取り組みに対し「心からの応援に厚く御礼を申し上げたい」と謝意を表明した。
手代木氏は、重症化リスクの有無に関係なく幅広い患者に使用できる同薬の特徴や安全性を説明。優れた抗ウイルス効果も確認されていることから、患者の社会復帰を早める可能性に言及し「社会を正常に戻す観点から(感染症法上の位置付けを)5類に移行する際の安心感に貢献できるのではないか」と語った。
また、幅広い変異株に有効性が示されており、新たな変異株にも活用できる可能性があると指摘。一方、国内流通体制の課題への見解も述べた。