障がい者の能力開発 シームレスバディを体験
公明党障がい者福祉委員会で、川崎市中原区にあるダンウェイ株式会社を視察しました。同社が開発したシームレスバディは、障がい者の能力を可視化するクラウドサービス。障がい者の能力を可視化し、客観的なアセスメントを行うことで、合理的配慮・教材の提案ができ、就労や療育等のマッチングが図れます。成長記録をデータベース化し、能力の発掘・開花に役立つサービスを私たちも体験してみました。
(以下、2024.2.27付 公明新聞より引用)
【障がい者の能力発揮しやすく/雇用促進へ支援サービス視察/川崎市で古屋、山本(博)、宮崎氏ら】
公明党の古屋範子副代表と、障がい者福祉委員会の山本博司顧問、宮崎勝事務局長の両参院議員は26日、障がい者雇用の促進に向けた課題を探るため、就労支援を行うダンウェイ株式会社(川崎市)を訪れ、障がい者の能力を可視化するクラウドサービス「シームレス バディ」を視察した。河野ゆかり、浦田大輔の両市議が同行した。
同サービスでは、当事者が行った脳トレーニングの分析や、支援者が観察したことなどを数値化して課題を抽出し、特性に応じた合理的配慮や教材を提案する。高橋陽子代表取締役社長は、企業が求める人物像の情報も入れ込むことで「より効果的なマッチングにつながる」と説明。障がい者の法定雇用率が4月から引き上げられることなどを踏まえ、採用のノウハウ(手法)を巡って企業を支援する重要性も指摘した。
視察後、山本顧問は「障がい者が能力を発揮しやすい雇用環境へ、施策を進めたい」と述べた。