国立精神・神経医療研究センター 藤井千代先生の講演
古屋範子が座長を務める党うつ対策プロジェクトチームで、国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所 藤井千代先生をお招きし、「うつ病の現状と対策」について、講演を行って頂きました。うつ病への適切な対処のため、メンタルヘルス・ファーストエイドの普及の重要性を学びました。
(以下、2020.7.31付 公明新聞より引用)
【早めの受診促そう/身近な人の対応重要/党うつPTで国立研の藤井氏】
公明党うつ対策プロジェクトチーム(座長=古屋範子副代表)は29日、参院議員会館で会合を開き、国立精神・神経医療研究センターの藤井千代社会復帰研究部長の講演を聞いた。藤井氏は、うつ病の予防や適切な対処へ、地域の中で精神的な不調を抱える人に対し、家族や住民などの身近な人の早期介入で専門家への受診につなげる「メンタルヘルス・ファーストエイド」を普及させていくべきだと強調した。
藤井氏は、精神疾患について「国内における三大健康被害要因であるものの、専門家への受診率は、まだまだ低い」と指摘。その上で、精神疾患への偏見と差別を減少させていく取り組みや、相談窓口、訪問支援などの体制強化を訴えた。