女性のがん検診の現状
党女性委員会で乳がん検診に関する勉強会を開催。福井県済生会病院女性診療センター長・外科部長の笠原善郎先生を招き、「女性をがん検診の現状と課題」について講演をして頂きました。冒頭、公明党が取り組んできた、がん検診クーポンや個別受診勧奨・再勧奨などのがん対策の実績に触れ、女性の健康を守るため、がん対策を充実させていくとご挨拶をしました。
(以下、2017.8.10付 公明新聞より引用)
【乳がんへの理解正しく/検診の普及で早期発見・治療を促せ/党女性委で専門医が講演】
公明党女性委員会(委員長=古屋範子副代表)は9日、衆院第2議員会館で乳がん検診の普及に向けた現状と課題で勉強会を開き、医師で福井県済生会病院女性診療センター長の笠原善郎氏が講演を行った。
笠原氏は乳がんについて、日本人女性の罹患率が増加傾向にあるとしつつ、「早く発見できれば治る病気で、正しい知識と理解を広める必要がある」と述べ、早期発見・治療を促す重要性を強調した。
その上で、自治体が40歳以上を対象に実施している乳がん検診については「科学的根拠に基づく死亡率の減少効果が認められている」と指摘し、受診率向上への取り組みを強化する必要性を訴えた。また、40歳未満に対しては、継続したセルフチェックの啓発などを推奨した。
講演に先立ち、古屋副代表は「さらなる女性の健康づくりや、がん対策の推進に全力で取り組んでいきたい」と力説した。