NGO「ヒューマン・ライツ・ウォッチ」
国際人権NGO「ヒューマン・ライツ・ウォッチ」女性の人権局 リーズル・ゲルントホルツ局長と懇談をしました。同局長は「児童婚」の世界における実態を訴えられました。幼くして結婚させられ、教育を受けられず、夫に隷属させられ、暴力や虐待を受ける。また、妊娠・出産で健康を害するリスクが高い。日本の児童婚の根絶への協力を求められました。これは、女性だけの問題でありません。皆で考えていかなければならないと思います。
(以下、2014.4.12付 公明新聞より引用)
【児童婚の根絶ともに/古屋女性委員長に国際NGO局長が要望】
公明党の古屋範子女性委員長(衆院議員)は11日、衆院第2議員会館で、国際人権NGO(非政府組織)「ヒューマン・ライツ・ウォッチ」のリーズル・ゲルントホルツ局長の表敬を受け、懇談した。
高木美智代、浮島智子両副女性委員長(ともに衆院議員)、山本香苗女性局長(参院議員)のほか、「ヒューマン・ライツ・ウォッチ」日本代表の土井香苗さんが同席した。
席上、ゲルントホルツ局長は、少女が強制的に結婚させられる児童婚の問題に言及。「児童婚は、少女たちの教育を受ける権利を奪うほか、夫からの暴力や虐待、搾取などの問題を引き起こす。また、健康面でも悪影響を及ぼし、出産・妊娠による死亡リスクを高めるなど、グローバルな人権危機だ」と強調。
その上で、「2020年までに少女が結婚を強要されない世界をともに築きたい」とし、公明党の協力を求めた。
古屋委員長は「児童婚の問題は深刻であり、党内で議論していきたい」と述べた。