神戸市兵庫区のあんしんすこやかセンター

神戸市兵庫区の浜山高齢者介護支援センター「あんしんすこやかセンター(地域包括支援センター)」を訪問しました。阪神淡路大震災の後、仮設住宅、復興住宅へ高齢者が移り住む中で、単身高齢者の増加や従来の絆がなくなったことに対して、見守りやコミュニティーを再構築させるために、「あんしんすこやかセンター」に見守り推進員の配置を進めてきたことを、神戸市兵庫区保健福祉局より説明を受けました。更に、大規模団地などには空き部屋などを改修し、出先機関である「あんしんすこやかルーム」を設置しており、その現場も視察させて頂きました。ちょうど介護予防の体操をしている最中で、地域包括支援センターと見守り推進員、自治会の役員等が協力して、地域の高齢者を支えている様子を伺うことができました。国や県の復興支援の予算でこの事業を行っていますが、永続性のある財政措置が必要です。高齢化率の高い団地はどこにでもあります。こうした取り組みを全国へ広げていきたいと感じました。

(以下、2010.9.14付 公明新聞より引用)

【高齢者が住みよい街へ/古屋さん、赤松氏ら 包括支援センター視察/神戸市 】

 公明党の古屋範子、赤松正雄の両衆院議員は13日、神戸市兵庫区の地域包括支援センター「浜山高齢者介護支援センター」(春井秀雄理事長)を訪れ、地域見守り活動推進事業について実情を聞いた。赤羽一嘉県本部代表代行(前衆院議員)らも同行した。
 地域包括支援センターは、単身高齢者の支援や孤独死対策の一環として、見守り推進員を各地域に派遣し、見守り活動を行っている。視察の中で土井義和市高齢福祉部長は、こうした取り組みを説明するとともに、「事業の財源は阪神・淡路大震災の復興基金などでまかなっているが、いずれ無くなる」と述べ、恒久的な財源確保が課題と指摘した。
 この後、一行は公営住宅の空き部屋や集会所などを利用した高齢者自立支援拠点「あんしんすこやかルーム」も視察した。

Follow me!