HIV感染の予防啓発・感染拡大防止
新宿にある、HIV・AIDS感染予防の普及啓発の拠点”コミュニティーセンターAKTA”を訪問。関係者と意見交換をしました。こうした拠点は、厚生労働省の事業で全国6か所に設置され、研究班とNGOの協働による地道な啓発活動が、HIV・AIDS対策に成果をあげています。2016年以降、事業が存続できるよう要望を受けました。
(以下、2014.2.26付 公明新聞より引用)
【予防啓発へ予算必要/エイズ対策 感染防止で意見交換/古屋、秋野氏】
公明党の古屋範子厚生労働部会長(衆院議員)と秋野公造副部会長(参院議員)は25日、東京都新宿区にあるエイズウイルス(HIV)の感染予防などを啓発する「コミュニティセンター akta」を訪れ、関係者と意見交換した。
同センターは2003年から新宿2丁目で活動し、定期刊行物を配布するなどして、HIV感染の予防啓発や感染拡大防止、エイズ発症者の減少に取り組んでいる。
荒木順子代表は「センターがあることで、定期的に啓発資材を必要な層に届けることができ、感染者数や発症者数も横ばいで抑えられている」と強調。一方、佐久間久弘事務局長は、国のHIV予防啓発予算が年々減額されていることに触れ、「若年層で感染増加が起きている」と懸念を示した。
これに対し、古屋部会長は「HIVやエイズの予防啓発に終わりはなく、そのための予算を確保していくことが重要だ」と述べた。