EPA来日の介護福祉士国会試験合格者と懇談

国際連携協定(EPA)で来日している介護福祉士候補生が国家試験に合格した「社会福祉法人緑成会 緑の郷(横浜市緑区)」を訪問。インドネシアから来日している2人の合格者と懇談しました。「日本でもっと介護以外の勉強もしたい」「家族を呼びたい」「国家試験に合格した後は、日本での滞在にも優遇措置を設けてほしい」など、率直なご意見をうかがいました。「介護の世界に国境はない。自分のおじいさん、おばあさんにしてあげることと変わらない。」という言葉が心に残りました。

(以下、2012.5.8付 公明新聞より引用)

【受験者の支援さらに/古屋さん 外国人介護士と懇談/横浜市】

公明党の古屋範子衆院議員は7日、横浜市青葉区の特別養護老人ホーム「緑の郷」を訪れ、経済連携協定(EPA)に基づき来日し、日本の介護福祉士国家試験に合格したインドネシア人女性らと懇談した。行田朝仁市議が同行した。
 EPAによって来日した外国人の介護福祉士候補生は、滞在期限4年間の中で日本語を学ぶとともに介護施設などで実習を行い、試験に臨む。
 今年1月の初試験では36人が合格したが、不合格となり帰国した人への対応も含め課題は多い。
 懇談の中でインドネシア人女性の一人は、自治体や受け入れ先の介護施設によって外国人へのサポートが全く違う現状を指摘。
 同ホームの小川昌宏・副施設長は「日本語を教える講師や住居の確保など、現場がやらねばならないことが多い」と話し、国による支援強化やガイドライン(指針)の策定を求めた。
 古屋さんは「現場の意見が反映されるよう取り組んでいく」と決意を述べていた。

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