「ロタワクチン」無料化 体制万全に
古屋範子が幹事長を務める与党のワクチン予防議員連盟(鴨下一郎会長・自民党衆院議員)で、加藤勝信厚生労働大臣と会い、ロタウイルス感染による乳幼児の重い胃腸炎を予防するワクチンについて、同省が来年10月から定期接種化し、原則無料で受けられる予定となったことに関して、実施に向けた万全な体制整備を要請しました。
(以下、2019.10.3付 公明新聞より引用)
【「ロタ」無料化 体制万全に/古屋氏ら議連、ワクチン巡り厚労相へ要望】
与党の「ワクチン予防議員連盟」(会長=鴨下一郎自民党衆院議員)の古屋範子幹事長(公明党副代表)と秋野公造事務局長(同参院議員)は2日、厚生労働省で加藤勝信厚労相と会い、ロタウイルス感染による乳幼児の重い胃腸炎を予防するワクチンについて、同省が来年10月から定期接種化し、原則無料で受けられる予定となったことに関して、実施に向けた万全な体制整備を要請した。
古屋幹事長は、同ワクチンの定期接種化へ必要な予算の確保と接種体制の整備を訴えた。加藤厚労相は「予算を確保し、体制を整える」と応じた。
併せて古屋幹事長は、重症化すると難聴になる可能性のある、おたふく風邪のワクチンも定期接種化の検討を急ぐよう求めた。加藤厚労相は、厚労省として、できることを整理する考えを伝えた。
■厚労省の分科会が定期接種化を了承
厚生労働省の厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会は2日、ロタウイルス感染による乳幼児の重い胃腸炎を予防するワクチンの定期接種化を決めた。
同分科会のもとに置かれた専門部会が9月26日に審議した内容を了承するもので、2020年10月から原則無料で接種が受けられるようになる。対象は20年8月以降に生まれた0歳児。厚労省は今後、予算確保や政省令改正など実施に向けた取り組みを進めていく。