「足柄茶」生産農家への補償を求めました
衆院 厚生労働委員会で一般質疑。引き続き、不活化ポリオワクチンに関して、単独ワクチンの早期承認を訴えました。そして、‘足柄茶’から放射性セシウムが検出された案件について、生産農家の出荷自粛や風評被害に対する補償、また、正確な情報の開示を行い国民の不安を取り除くこと、食品の安全の確保を求めました。
(以下、2011.6.3付 公明新聞より引用)
【「足柄茶」を守れ/迅速な損害賠償を要請/古屋さん】
1日の衆院厚生労働委員会で公明党の古屋範子さんは、東京電力福島第1原発から約300キロ離れた神奈川県内の茶畑で5月11日、足柄茶の生葉から暫定規制値を超える放射性セシウムが検出された問題を取り上げ、出荷自粛や風評被害で損害を受けた生産農家への迅速な賠償を迫った。
古屋さんは、収入の大半を占める「一番茶」が出荷自粛や自主回収を余儀なくされている上に、暫定規制値を超えない地域でも風評被害が広がっている現状を指摘。損害賠償に「国がスピーディーに率先して取り組むべき」と述べる一方、「風評被害を食い止めるため、正確な情報開示で国民の不安を取り除き、食品の安全を確保すべきだ」と訴えた。これに対し、政府側は、今回の出荷自粛分の損害賠償について「(原子力損害賠償紛争審査会がまとめた損害賠償の範囲に関する)第1次指針の対象内だ」と回答。風評被害の損害賠償については「紛争審査会に今後、状況を説明していく」と答えた。