予防接種法改正案の質疑
衆院 厚生労働委員会で予防接種法改正案の質疑。「不活化ポリオワクチンの導入」「新型インフルエンザを現法律の臨時接種に追加しなかった理由」「新たな臨時接種という類型を設ける必要性」などについて問い質し、「ヒブ・小児用肺炎球菌・HPVワクチンの定期接種化」「日本版ACIPの創設を含め予防接種法の抜本改正」を強く求めました。
(以下、2011.6.16付 公明新聞より引用)
【不活ポリオ承認急げ/3ワクチン 定期接種化も訴え/古屋さん】
15日の衆院厚生労働委員会で公明党の古屋範子さんは、不活化ポリオワクチンの早期承認と緊急輸入の実現などを訴えた。
古屋さんは、ポリオウイルスによるまひが起きる可能性がある生ワクチンについて、「不安は解消されていない」と指摘。不活化ワクチンの国内承認には1年以上掛かるとした上で、「早期承認とともに輸入も視野に入れた対応を」と訴えた。
細川律夫厚労相は輸入については慎重な姿勢を示したが、「可能な限り早期に不活化ポリオワクチンが導入できるよう取り組む」と述べた。
また古屋さんは、ヒブ、肺炎球菌、子宮頸がんの各ワクチンを、政令で2012年度から定期接種に位置付けるべきだと訴えた。