海洋研究開発機構「しんかい6500」などを視察

横須賀市にある独立行政法人「海洋研究開発機構」を訪問。堀田平 理事等より同機構の説明を受け、海洋調査船「なつしま」や「しんかい6500」「しんかい2000」などを視察しました。今回の事業仕分けで研究費の削減を言い渡されていますが、海洋資源、エネルギーなどに関する取り組みは我が国にとって非常に重要な分野です。中国や韓国も近年、力を入れてきています。研究者が安心して研究できる環境整備、調査船に関わる人材の確保、技術の伝承など、海洋立国を担う基盤を再構築していく必要性を痛感しました。

(以下、2010.12.18付 公明新聞より引用)

【予算削減に強い懸念/古屋、浜田氏ら 海洋機構を視察】

公明党の古屋範子衆院議員、浜田昌良参院議員は17日、神奈川県横須賀市を訪れ、昨年11月に事業仕分けの対象となった独立行政法人・海洋研究開発機構を視察した。党横須賀市議団(岩沢章夫団長)も同行した。
 同機構は地球深部探査船「ちきゅう」や潜水調査船「しんかい6500」などを用いて地震発生の原因解明や海底資源などに関する研究を実施してきたが、政府の事業仕分けで「ちきゅう」による研究が、予算削減と判断された。
 堀田平理事は「資源開発や防災の面から、研究をより活発に行う必要があるが、予算が削られると研究者などの人材を確保できなくなる」と強調。古屋さんらは「海洋研究を長期的な戦略として位置付けるよう政府に強く求める」と語った。 

Follow me!